ベトナムへ、8泊10日の女一人旅。
海外でマーケットをのぞくのは、現地のくらしが垣間見られるような気がしてほんとうに楽しい。
きょうは、ダナンにある有名な巨大マーケット「ハン市場」について。
ハン市場とは
ハン市場は、ベトナムのダナンにある大きなマーケット。
毎日7時~19時営業しています。
ハン市場一階は、果物、食品、雑貨売り場
ハン市場の一階は、こんな感じ。
果物や乾物類、瓶詰め、コーヒーやお茶といったいろんな食品が、所狭しと並んでいます。
また、日本のものよりちょっと太くて長いお箸や、色とりどりの布で作られたポーチ、パワーストーン?のアクセサリーなどの雑貨類も。
一階の奥には、食べ物を買って食べられる飲食スペースもあります。
ハン市場二階は、衣類、靴、服飾小物売り場
ハン市場二階は、こんな感じ。
とにかくありとあらゆる色柄のカラフルな布がいっぱい!
Tシャツやワンピースなどのいわゆるふつうの洋服も売っているのですが、ここではなんといってもベトナムの伝統的な衣装「アオザイ」のオーダーメードに興味を持っている方が多いように見受けられました。
布を選び、採寸すると、そのすぐ後ろにある縫製スペースで職人さんがどんどん縫い上げて行っているのが見られます。
ベトナムでは、オーダーメードでアオザイを作れるお店がたくさんあるようですが、一般的には完成までに数日かかるとのこと。
ハン市場のオーダーメードアオザイは、早いところだと数時間で作ってくれるところもあるそう。
お店で確認してみてください。
衣類のほかにも、シューズやサンダル、帽子を高く積み上げているお店がいっぱい。
二階は衣類全般のフロア、といったところです。
ハン市場での注意
ハン市場を見てまわるときに注意したほうがいいと思ったこと3つ。
- 独特なニオイに注意
入口を入ると、スパイスや海産物のひものなど、いろんなものがゴチャゴチャに混じったニオイがしてきます。
ニオイに敏感な方はご注意!
- 一階の奥にある飲食店スペースは、衛生的に注意
一階奥にある飲食スペースも結構にぎわっていたのですが、衛生的にかなり微妙な感じがするので、ここで飲食はさけたほうがいいような気がします。
ハン市場のあるあたりはダナンの街の中でもかなりにぎわっている場所なので、あえてこのスペースで食事をとる理由もないかなと思います。
- 食品、雑貨はそう良いものでもないので注意
一階で売られている雑貨を見ると、日本のものに比べるとずいぶん太くて持ちにくそうな箸や、安っぽい作りのポーチなど、個人的にはそんなにいいものが置いてあるようには見えませんでした。
正直、ばらまき用のおみやげとしても微妙なレベル…。
食品についても、生のフルーツはともかく、ドライフルーツや海産物の干物は、品質的にあやしげなものもありそうな雰囲気でした。
雑貨も食品も、購買意欲がそそられるものであれば頑張って値引き交渉もするのですが、そこまでするほどのモノでもなさそう…という微妙な感じです。
ハン市場 まとめ
ハン市場はいろんなアイテムが山積みで色彩にあふれにぎやかな声が飛び交い、ベトナムのくらしのエネルギーを強く感じることができる場所でした。
目を引くような売りものはなかなかありませんが、ベトナムの空気を感じるにはとてもいい。
一階から二階へあがる階段の踊り場には、市場内の防犯カメラをすべてチェック中らしき係の方の姿もあり…。
観光客を犯罪やぼったくりから守るという、意思が感じられました。
ということで、ダナンのハン市場はショッピングをする場所ではなく、ベトナムのくらしと台所を垣間見ることのできる「観光スポット」として楽しみにいくのがおすすめです!
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