女性がひとりで旅をするときは、残念ながら男性以上に気をつけなくてはならないことがどうしても多くなる。
わたしは、現地のホテルにチェックインしたら「その街の中の危険なエリアと危険な時間帯」について必ず確認するようにしています。
- 危険なエリアには、日中であっても近づかない。
- 時間帯によって危険になるエリアには、その時間帯には近づかない。
これからベトナムにひとりでいらっしゃる女性にとっては、訪れる予定のベトナムの街の夜のようすがどんな風になるのかはとても気になるところだと思います。
きょうは、今回わたしがおとずれたダナンとホイアン街の夜の様子について書いています。
Contents
ダナンの夜の様子と治安について
ダナンのホテルに着いたとき、いつものように、その街で危険なエリアについて確認しました。
とても優秀な女性マネージャーがひとこと、
「ないわよー!」
と 笑。
へー、自信満々だー!
とはいえ、自分でも気をつけつつ自転車で散策した夜のダナンの街の様子。
順にレポートします。
ドラゴンブリッジの夜の様子
ダナンの有名な観光名所にもなっているドラゴンブリッジの、夜8時過ぎの様子です。
自動車と、2人乗り3人乗りのバイクがひっきりなしに、ものすごいスピードでびゅんびゅん走っていきます。
なかよしの友達や恋人同士で夜の街に繰り出すという感じで、とても明るくにぎやかな雰囲気。
犯罪に巻き込まれる心配というより、交通事故に巻き込まれる心配をするほうがよっぽど現実的といった状況です。
ダナン市街地の夜の様子
大通り沿いのお店で夕食をとり、カフェなど探しながら自転車をおしてゆっくり歩いているときに見た光景です。
ひとりの若い女の子がバイクをさっと停め、道路脇にならんだATMコーナーに入っていきます。
道端にこういったATMコーナーがオープンにあるということで、まずある程度の治安の良さがうかがわれます。
さらに、夜の時間帯に女の子がひとりでこういう場所に立ち寄っている様子からも、比較的安心な街なのだろうなということが感じられました。
ミーケビーチの夜の様子
世界的に有名なダナンの美しいビーチ「ミーケビーチ」。
美味しい海鮮を安全にたのしめるとすすめられたレストラン「4you Restaurant」で軽く夕食を楽しんだあと、ビーチに降りて夜の散策を楽しんでみました。
夜の9時は過ぎていましたが、たくさんのひとが波打ち際をはだしで歩きながら散策しているところに行きあいました。
のんびり、ゆったりした雰囲気です。
そして、ビーチの入り口となる公園のようなスペースでは、大人の社交ダンスサークルがダンスの練習中。
まわりから、拍手がおこったりも。
昼間の風景もすばらしかったカフェ「Beach Club」へ向かって、ビーチサイドの歩道を自転車で走りましたが、あちこちに置かれたベンチに恋人がなかよく座ってたのしくおしゃべりしていたり、友達数人でアイスクリームを食べていたり。
波打ち際では、夜にも拘わらず家族連れが砂のお城を作ったりして遊んでいる姿が見られました。
夜の暗闇に紛れてよっぽど狭い横道にはいっていったりしなければ、ダナンの街ではおおむねこのようなのんびりした雰囲気を楽しめるかと思います。
ホイアンの夜の様子と治安について
ホイアンの最初の二泊は、アンバンビーチ沿いのコテージ「Cashew Tree Bungalow(カシューツリーバンガロー)」に宿泊。
ここでも、危険なエリアについて聞いてみました。
その時にいわれたのは、「治安という意味ではあまりないが、ホイアン旧市街にある市場は衛生面でおすすめしない」とのことでした。
ビーチエリアで二泊したあと、ホイアン市街地へ移動。
三泊した市街地のホテル「リトル・ホイアン・セントラル・ブティック」でも危険場所を確認したところ、やはり、特にないとのこと。
とはいえ自分でも気をつけつつめぐったホイアンの夜の様子、ご紹介します。
アンバンビーチの夜の様子
アンバンビーチは、砂浜から一段上がったところにレストランやバーがずらーっと続いているビーチリゾート。
欧米系の観光客が多く、ダナンのミーケビーチよりもしっとりした「おこもり感」のある雰囲気です。
街自体がとても小さく、海岸から一本内側になっているメイン通り沿いか、そこから一本はいった路地にレストランや宿、スパがひしめいています。
このあたりも観光がメインの街なので、あまり後ろ暗い雰囲気の場所は見かけません。
メイン通り周辺を歩いている限りでは、のんびりしたリゾート村、という印象です。
ホイアン市街地の夜の様子
ホイアン市街地の夜の様子といえば。
もう、当然ランタンづくしになりますね。
旧市街は日が暮れ始めるころからどんどん人が増え始め、どこもかしこも人でいっぱいになります。
建物と建物の間に結構細い路地があったりもしますが、夜になるとそこにも屋台がたったりして、にぎわいを見せています。
やはり全体的に明るい雰囲気で、「ここはヤバいかも…」というような場所は見かけませんでした。
ただ、人でいっぱいなのと、ランタンに見とれてどうしてもぼーっとしてしまうので、可能性としてはスリに遭うことがあるかもしれません。
ここに限らずですが、持ち物にはくれぐれも気を付けてください。
ベトナムの治安について まとめ
今回わたしの行ったダナンとホイアンは、ベトナムの中の地方都市ということもあってか、治安的にはどちらかというと安定しているように感じました。
(もちろん、わたしごときが安全を保障するものではありませんので、ご自身のご判断での行動をお願いします。)
同じベトナムの中でも、ホーチミンやハノイといったもっと大きな都市では、状況がかなり違ってくるかもしれません。
宿泊するホテルや、インフォメーションセンターで、危険なエリアと危険な時間帯について情報を仕入れ、そこには近づかない。
ベトナム女一人旅、くれぐれも自分自身で身の安全に気を配りつつ、街のいろんな顔をたのしみたいですね。
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