このページでは、ベトナム旅行を安心して存分に楽しむために、事前にやっておくべきこと、準備しておくと便利なこと6つについてまとめています。
シンプルですがとても重要なことばかりですので、ぜひチェックしてみてください。
Contents
① 「たびレジ」に登録する
「たびレジ」は、外務省が提供している海外安全情報配信サービス。
- 旅先の安全情報:「○○地区では外国人旅行者を狙ったひったくりが多発しています!」など
- 旅行中の現地最新情報:「○○地区で外出禁止令が出されました!」など
- 現地で事件・事故が起きた場合の支援:「被害に遭われていませんか?」など
が受けられるようになります。
登録する内容は以下の7項目。
- 氏名(ローマ字)
- 生年月日
- 携帯電話番号
- メールアドレス
- 滞在国
- 滞在都市
- 期間
わたしは、今回のベトナム行きの情報を登録した途端、ハノイでのデモ活動への注意喚起をうながす次のようなメールを受信しました。
こういった情報を受け取るメールアドレスは追加登録もできますので、わたしは夫のアドレスを登録し、同じ情報を共有できるようにしておきました。
あらかじめ現地で気を付けるべき情報が手に入るのもありがたいですが、このご時世、万一テロなどに遭遇した際に、日本の関係機関からの支援や情報提供が早急に受けられる可能性が高まるのは非常に心強い。
とてもかんたんですので、きちんと登録しておくことをおすすめします。
② 予防接種を受ける
世界各地には、日本ではすでに撲滅したとされるさまざまな病気がまだまだ残っています。
ベトナム(東南アジア)への渡航で検討すべきとされている予防接種は、以下のものがあります。
黄熱 | ポリオ | 麻疹風疹 | 日本脳炎 | A型肝炎 | B型肝炎 | 狂犬病 | 破傷風 | |
短期滞在 | ◎ | ○ | ||||||
長期滞在 | ◎ | ○ | ◎ | ○ | ○ | ◎ |
※厚生労働省検疫所「海外渡航のためのワクチン」ページより抜粋
「長期滞在」は一か月以上の滞在を目安にしています。
ただ、短期滞在でもけがをする可能性が高いような旅行をするならば、期間の長短にかかわらず破傷風ワクチンを接種しておいたほうがよいとされています。
さらに、A型肝炎などは食べ物飲み物から感染するものなので、もはや旅行期間の長短にはまったく関係なく、全員にリスクがあるとも言え、安心を買う意味で接種検討の対象になると思います。
こういったワクチンは期間をあけて複数回接種しなければならないものが多いので、できるだけ早く(出発3か月以上前から)、接種するワクチンと接種の日程を決められるとベストです。
③ 海外旅行保険に加入する
海外旅行保険は、海外渡航中の病気やけがに対する保障を受けられるものです。
最近のクレジットカードには旅行保険があらかじめついているものが多くありますが、実はよくよく確認しておくべき点がいくつかあります。
自分が補償対象者になっているかを確認
クレジットカードによっては、家族会員は補償対象外というものもあります。
完全に個人名義でお持ちのクレジットカードなら問題はありませんが、もしご自身が家族会員の場合は、ご自分が海外旅行保険の補償対象に入っているかの確認が必要です。
自動付帯か、利用付帯かを確認
クレジットカードを持っているだけで無条件に旅行保険の補償対象になるのが、自動付帯。
クレジットカードを持っているだけではだめで、旅行費用(の一部)をそのカードで支払って初めて旅行保険の補償対象になるのが、利用付帯。
これを確認しておかないと、「クレジットカードの付帯保険をアテにしていたのに、そのカードで旅行費用を支払わなかったので実は補償の対象になっていなかった…!」ということが起きかねません。
補償金額は十分かを確認
お持ちのクレジットカードの付帯保険の補償金額がいくらになっているのか、確認が必要です。
たとえば、わたしの持っている家族会員カードでは、
- 傷害治療費用150万円
- 疾病治療費用150万円
となっています。
150万円というと十分な気もしてしまいますが、海外での医療費は非常に高額になることも多く、中には一億円近い請求があったという話もあるほどです。
そこまでの備えをするかどうかは別にして、まずはクレジットカード付帯保険の補償額が十分かどうかを、きちんと把握しておくことが必要です。
補償が足りないようなら、海外旅行保険を追加!
一般的な海外旅行の際には
- 傷害治療費用300万円
- 疾病治療費用300万円
をトータルで補償できるようにしておくといいといわれます。
わたしは、クレジットカードの自動付帯保険では各150万円の補償しかありませんでしたので、合計で300万円の補償になるように、自分で追加の海外旅行保険に加入しました。
わたしの今回のベトナム8泊10日旅の場合、支払った保険料は3,000円ほどでした。
多少費用はかかりますが、万一のことを思えばきちんと加入しておくのがおすすめです。
④ グローバルWi-Fiルーターを予約する
ベトナム現地でも、空港やホテル、カフェなど、無料でWi-Fiを使える場所はたくさんあります。
でも、観光スポットへ向かいながら地図を確認するなど、いつでもどこでもインターネットに接続できているほうが安心ですよね。
今回のベトナム旅行でも、昨年家族でいったイタリア旅行のときと同じ、グローバルWi-Fiのルーターをレンタルしました。
ネットで予約し、空港で受け取り、帰国後は空港でそのまま返却ボックスにいれるだけ。
ありがたいことに、現地での変換プラグや、大容量充電バッテリーもセットになっています。
わたしの今回の8泊10日のベトナム旅での3G対応Wi-Fiルータのレンタル費用は、約10,000円。
一日1,000円ほどで、いつでもどこでもネットワーク接続できる安心感が買えるのならば、安いものだと個人的には思います。
割引クーポン価格でレンタルもできますので、まずはこちらからグローバルWi-Fiのサービス内容と値段をチェックしてみてください。
⑤ タクシー配車アプリ「GRAB」をダウンロードする
ベトナムでは、タクシーを利用する機会がとても多い。
わたしは知人から、ベトナムでタクシーに乗るなら「Mailinh(マイリン)」か「Vinasun(ビナサン)」に、と言われていました。
ほかは、ぼったくられることが多いから乗るな、と。
でも、なかなかそううまくはマイリンとビナサンを捕まえられません。
そんなときに使えるスマホアプリ「GRAB」は、ベトナムで非常にポピュラーなタクシー配車アプリ。
タクシーもしくはバイクタクシーを選んで現在地と目的地を入力することで、自動的に配車されてくるしくみ。
事前にだいたいのタクシー料金の目安が確認でき、走行中はどの道を通っているかのルートも見られるので、料金をぼったくられる心配がありません。
こちらのアプリ、わたしが宿泊したダナンのホテルのマネージャーさんが教えてくれました。
おすすめとのことなのでダウンロードしようとしたのですが、ダウンロード時にG-codeの入力を求められ、海外では対応できませんでした。
ベトナム現地のひとも日常的に利用している非常にポピュラーなアプリとのことですので、できれば日本にいるうちにダウンロードし、現地で利用できるようにあらかじめ準備をされておくことをおすすめします。
ベトナムへ行くまでにやっておくべきこと5つ まとめ
たのしく、安全で、快適なベトナム旅行のために、あらかじめやっておくべきこと6つ。
- 「たびレジ」に登録する
- 予防接種を受ける
- 海外旅行保険に加入する
- グローバルWi-Fiルーターを予約する
- タクシー配車アプリ「GRAB」をダウンロードする
いろいろ準備していても、想定外のことがいろいろ起きるのが旅。
せめて、できる範囲のことにはきっちり備えておくのがおすすめです。
そしてこちらから、ベトナム女一人旅のそのほかの準備について、ステップごとに確認できます!
どうぞご覧ください!
▼海外旅行、女一人旅などの情報は、こちらからもたくさんお読みいただけます。
▼ブログ村に登録しています。クリックが励みになります。応援ありがとうございます。